会津いってきたその2
引き続き旅館編備忘録。
要するに向瀧のご飯がこんなにすごかったよという自慢。
写真のボケはご容赦orz
まずは夕食から。
食前酒はがまずみのお酒。
先付は盆地長葱の鰹掛け。
前菜は6品。まんまる黄身寿司、蒸かしカボチャ、山女魚のサンショウ煮、紅葉真薯、ほうれん草の白和え、揚げむかご。
黄身寿司は何か近い料理があったが忘れたorz 黄身が優しいほのかな甘さで美味。かぼちゃは逆に甘みがおさえてあって美味。
山女魚は後述のニシンとはまた違う味わい。妹の人はむかごが初めてだったそうです。
向付は磐梯鱒のお刺身。あぶらがすごくのっていて、トロサーモンみたいでした。
強肴はニシンのさんしょう漬け。さんしょうが効いてて美味しい。にしんの強さもでていて美味。
それと鯉の甘煮。絶品。
お凌ぎの栗おこわと、郷土料理のこづゆ。こづゆは椎茸の出汁がきいてます。栗おこわは一瞬でなくなったw
福島酵母牛と磐梯の椎茸の朴葉焼き。うっかり食べてしまってから慌てて撮ったのがみえみえ。
ご飯と汁と香の物。揚げ物撮るの忘れてる……岩魚のしそ巻きとアスパラの天ぷらでした。
お米は会津のこしひかり。小松菜と油揚げのお味噌汁。手作りの佃煮とカブの漬け物。当たり前だけど、美味。
デザートはりんごのジュレ掛けグラス盛り。甘酸っぱくて頬がゆるむ。
朝食はこちら。
ごはん、お味噌汁、インゲンのごま和え、海苔、温泉卵、ブロッコリー、きんぴら、郷土料理のふき味噌、浅漬け、デザートにミルクプリン。
鱒とお野菜の蒸し煮もありました。鱒はとてもあぶらがのってるのですが、蒸してあるために適度にあぶらが落ちて朝には嬉しいお味。
奇をてらってもいないし、贅沢な素材をつかっているわけでもない(と思う)のですが、
徹底して地元産にこだわり、かつ、美味しく料理することにこだわってます。
特筆すべきは鯉の甘煮。内陸部ではよく食べられる料理ですが(私も長野にいた頃何度か口にしました)
くせがあってそう美味しいものでもないとおもっていたのですけれど……
泥をはかせるところからはじめて約1ヶ月かけて作る、ここの旅館の鯉の甘煮は絶品の一言。
くさみやクセがいっさいなく、骨や皮もよ〜〜〜く煮込んであるので全部食べることも可能。
甘辛い醤油の味のおかげでご飯がすすむすすむ>< ダイエッターの敵かも……。
鯉の甘煮を食べたことがある人に、是非味を見ていただきたい。そういう品でした。
はー、また食べたい!!