みねちんにっき(仮)

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ウエスト58cmという夢

エストより大事なものがある - タケルンバ卿日記
http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20080427/p3


ゆってることはわかるというより、実際そのとおりというか事実だし、
某所でじ○○さんが言ってたのもまったく同じことで、あれはいい記事だとおもったけど
クローズドだし本人があまり望まないかもだからリンクできないししないけれど。
(じ○○さんここ見てくれてるかなぁ)


ただ、若い女の子が細くなりたいと願うのは、
男受けしたいわけじゃないんだと思う。
だから、男性が外から言っても耳には届かないんじゃないかなー、と。


(というより、今の――もしかしたら今だけじゃないのかもしれないけど
若い女の子は、ファッションにしてもなんにしても、男視線・男視点は考えてないように思うがいかが?
じゃなきゃガングロとかはやったりしないとおもうし。
目のやり場に困るとよく言われるファッション、たとえばキャミみたいなのとかも、
考えてないから出来るような気がするんだけどなー。とか。とか。)


で、細くなりたいのは純粋に
”変わりたい”からじゃないかな、と、思う。
やせれば、ウエスト58cmになれば、
きれいになれてみんなに賞賛の目で見られてかっこよくてやさしい彼氏も出来て
何より”好きになれる自分”になれる。……気がする。


実際、細いウェストをありがたがるのは、昨今の風潮でもないようでしてね。
おおよそ100年ほど前のアメリカ中西部を描いた「大草原の小さな家」というドラマがありましたが
これの原作小説の中に、コルセットの締め上げっこをする親戚のお姉さんの描写が数行ありましたし、
同様に主人公のお母さんが、娘時代はウェストがとても細かったことを自慢する台詞もあります。
(いずれも「大きな森の小さな家」の中にあったと)
風と共に去りぬ」の中にもコルセット締め上げのシーンがありますし、
スカーレット・オハラのウェストは40cm台だったという話ですし。
そもそもコルセット自体がウェストを細く見せるためのファッションですしねー。
(これで締め上げてたせいで、昔の女性は失神しやすかったという話を聞きましたが)


理想は数字よりラインなのだという説には同感ですねぇ。
ミロにしろ、ボッティチェリにしろ、ウルビーノにしろ
ヴィーナスのウェストは細くはないんですよね。
……まあ、ああいう豊満さを美とする時代であったのかもしれないですが……


あと、個人的に問題かなと思ったのは、
自分ちのタレントのサイズを、素直に63cmといえない風潮もかなぁ。
見えないものが怖いんでしょうね。
63cmっていったらデブって言われるんじゃないかとか。
そのへんかなぁ。
誰だよ、最初にサバ読み始めたヤツ!><


というわけで、最後に、こんな記事はっけん。

Grazi@/Fashion いい女解体新書Vol.12 女のウェスト
http://www.joseishi.net/grazia/fashion/iionna/iionna12_s.html


90/60/90が理想で、ウェストは60以下が絶対だそうです。結論的に。
数字はともかく、最後の方の、意識が変わることでだらりとしなくなって、美しく見えるというのはわかるなあ。


うーんやっぱり、女は、自分を好きでいたいから、自分に誇りを持ちたいから綺麗になりたいような気がしてきたw
男女間の溝は深いようです。




まいどながらだらだらしたわかんない文章だなぁ。すみません。
私の結論としては、そのとおりだけど、でも、58cmが象徴している夢を、別の何かにスライドさせなければ、聞く耳を持たないんじゃないかなぁー……という感じでした。